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equipment:measurement [2014/11/20 18:04] kosaka |
equipment:measurement [2014/11/20 18:06] kosaka |
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ライン 10: | ライン 10: | ||
</WRAP> | </WRAP> | ||
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電気抵抗、比熱が測定可能。また、自作のプローブを入れることによって熱電能、熱膨張測定にも対応する。手前に見えるのが液体ヘリウム再循環装置。次欄のMPMSとPPMSの両方から蒸発するヘリウムガスを回収し再液化してPPMSのクライオスタットに戻す。定常運転に入れば1ヶ月あたり100リッターの液体ヘリウムで両装置を稼働し続けることができる。(それでも研究室としては苦しい) | 電気抵抗、比熱が測定可能。また、自作のプローブを入れることによって熱電能、熱膨張測定にも対応する。手前に見えるのが液体ヘリウム再循環装置。次欄のMPMSとPPMSの両方から蒸発するヘリウムガスを回収し再液化してPPMSのクライオスタットに戻す。定常運転に入れば1ヶ月あたり100リッターの液体ヘリウムで両装置を稼働し続けることができる。(それでも研究室としては苦しい) | ||
* 温度範囲:0.4K~350K | * 温度範囲:0.4K~350K | ||
ライン 20: | ライン 21: | ||
<typo fs:150%; fw:bold; fc:#34349C>SQUID磁化測定装置 MPMS</typo> | <typo fs:150%; fw:bold; fc:#34349C>SQUID磁化測定装置 MPMS</typo> | ||
- | {{:photos:equipment:ppms.jpg?nolink |SQUID磁化測定装置 MPMS}} | + | {{:photos:equipment:mpms.jpg?nolink |SQUID磁化測定装置 MPMS}} |
</WRAP> | </WRAP> | ||
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+ | \\ | ||
高精度で磁化を測定することができる。しかしながら、既に稼働年数が20年を超え、毎年どこかしら修理をして運転している。研究には必須で大学にこれ1台しかないため、工学部や理学部の他学科の利用者も多い。 | 高精度で磁化を測定することができる。しかしながら、既に稼働年数が20年を超え、毎年どこかしら修理をして運転している。研究には必須で大学にこれ1台しかないため、工学部や理学部の他学科の利用者も多い。 | ||
* 温度範囲:1.8K~350K | * 温度範囲:1.8K~350K | ||
* 磁場:~7T | * 磁場:~7T | ||
* 圧力:~1.2GPa | * 圧力:~1.2GPa | ||
+ | </WRAP> | ||
+ | </WRAP> | ||
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+ | <WRAP box round> | ||
+ | <WRAP left> | ||
+ | <typo fs:150%; fw:bold; fc:#34349C>定荷重式圧力発生装置</typo> | ||
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+ | {{:photos:equipment:piston.jpg?nolink |定荷重式圧力発生装置 MPMS}} | ||
+ | </WRAP> | ||
+ | <WRAP> | ||
+ | \\ | ||
+ | 人の身長以上ある定荷重式圧力発生装置。常に一定の荷重を圧力容器に加え続けることができるため、圧力容器等の熱収縮・膨張により生じる圧力変化を防ぐことができる。測定に依存するが、液体ヘリウムが相当量必要であるため、運転するときは気合いを入れて行う。 | ||
</WRAP> | </WRAP> | ||
</WRAP> | </WRAP> | ||